TBS日曜9時のドラマ枠日曜劇場は面白いドラマが多いため、楽しみにしている方は多いですよね。
2018年4月期放送のブラックペアンもその枠でのドラマの一つですが、毎回10%越えとすごく視聴率も高いため、多くの方が期待しているドラマであることが分かります。
そこで今回の記事ではブラックペアンのドラマタイトルについて
「ブラックペアン(ドラマ)タイトルの意味や英語表記だと?現実に実在する?」
という内容でお届けしていきます。
ペアンについては聞いたことがあるが、ブラックペアンは現実に実在するのだろうか。
という疑問がある方はぜひこの記事を読んでみてください!
ブラックペアン(ドラマ)タイトルの意味は?

ペアンと言うと実際の医療現場でも止血する際、剥離する際等に使用する器具ですよね。
医療もののドラマではよく聞く名前だと思います。
それではドラマのタイトルにもなっているブラックペアンのタイトルの意味は何なのか、と言うともちろんただの黒いペアンということではありませんでした。
ブラックペアンのタイトルの意味には、ドラマ内で俳優内野聖陽さん演じる佐伯清剛の過去に秘密がありました。
20年前に佐伯清剛が行った手術中に、仙骨前面の静脈から出血が発生してしまい、この時の止血がペアンを使うことでしかできませんでした。
そのことによりその患者の体の中にペアンが取り残されることになるのですが、ペアンについて二宮和也さん演じる渡海征司郎の父、渡海一郎が気づいてしまいます。
さらに悲運なことに渡海一郎はペアンについて気づいたことにより病院関係者に地方の関連病院に飛ばされることになりました。
このことを後になって知った佐伯清剛は、友人である渡海一郎が自分の行ったことにより飛ばされてしまったことにすごく悔やみました。
そしてこんなことは二度と起きてはならないとの考えの元、カーボン製でレントゲンには映らず、火葬しても灰になるブラックペアンを作ります。
さらにこのブラックペアンを使う時(再度ペアンを体の中に取り残す場合)は医者をやめる時であるとの覚悟を持ちます。
二宮和也さん演じる渡海征司郎がドラマ内で意味ありげにレントゲン写真を見ていたのはこの時の患者のものだったのですね。
以上がブラックペアンのタイトルの意味なのですが、渡海征司郎はこのことについて若干勘違いをしています。
佐伯清剛がペアンについて知られるわけにはいかないと渡海一郎を飛ばしたという風に渡海征司郎は思っているのです。

この勘違いにより渡海征司郎の腕のいい医者は何をしても許される、という発言があるのですね。
腕のいい医者である佐伯清剛が自身の保身のために煩わしい存在(渡海一郎)を飛ばしたと勘違いしているためそう思うのも当然と言えます。
ブラックペアンのタイトルの意味を知ると色々と繋がってきた気がしますね。
今後さらに白熱しそうな佐伯清剛と渡海征司郎のバトル。
演じる俳優もそれぞれ内野聖陽さんと二宮和也さんという演技派として名が知られている方々なので、一時も目が離せませんね!
ブラックペアン(ドラマ)の英語表記だとどうなる?
ブラックペアンの英語表記は「black pean」です。
何ともそのままの表記ですよね。
Blackについては小学生のころに英語の授業で習うかと思いますが中々peanという単語は習わないのではないでしょうか。
ということでpeanにはどのような意味があるのかと言うと喜びの歌や、感謝の歌といった意味がありました。
なので外国の方にペアンと言っても、感謝の歌等の歌を歌われるだけでしょうからお気を付けください。
それではなぜペアンという名称がついているのかと言うと医療器具ペアンを発案考案したのがジュール・エミール・ペアンというフランスで活躍した医者の方だったからです。
これによりペアンはpeanと表記されるようになったというわけです。
ちなみにですが医療器具は外国の医療関係者の方の名前が由来となっていることが多いです。
ペアンもカタカナ表記ですし、このことからも何となく外国で発祥した言葉であると推測できると思います。
今後、日本人名が由来となった医療器具がペアンのようにメジャーとなるのか、こちらにも注目してみてはいかがでしょう。
ブラックペアン(ドラマ)は現実に実在する?
ブラックペアンのドラマでも使用しているブラックペアン、直訳すると黒いペアンですが実は現実にも実在します。
製作している会社は日進工業という会社で2017年の年末頃に発表しました。
画像はこちら↓

確かに黒いですね・・・
しかし残念ながら、さほど月日が経っていないことからあまり認知度は高くありません。
おそらくこの記事を読んでいる方の中にもブラックペアンのドラマで使用している黒いペアンが本当にあるとは思わなかったという方がいるでしょうね。
ちなみにこの新しく制作したブラックペアンの特徴には以下のようなものがあります。
- 金属製のペアンよりも軽量化を果たしている
- 光に対し反射しない性質を持つ
- 金属製のペアンのように金属音がしないため、意識がある状態の患者への精神的負担が少ない
- リサイクルを行うこと、焼却処分を行うことが可能
調べてみると上記のように良い所しか発見することはできませんでした。
今後、このブラックペアンがさらに普及していき、ペアンと言うと従来のような金属製ではなく、2017年に新しく作られた黒いペアンが主流となるかもしれません。
そうなるとどこの業界にでもいる、古い今までのものを望む方も一定数居そうですが、医者にとって使いやすいかどうかではなく、患者にとっていいものを使用してほしい所です。
ということでブラックペアンはドラマ内だけでなく現実にも存在する医療器具でした!
まとめとして
ブラックペアンが現実に実在するというのは中々想像しませんでしたよね。
しかし実は黒いペアンだけでなく、ほかの色のペアンも日進工業は制作しています。
あまり手術現場において色味は必要ではないのでは?と思いますが、医療器具や医療技術が進歩するということは良いことなので、今後の発展をさらに願いましょう!
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